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2012年1月 2日 (月)

続・元旦礼拝

先生はチュウイチ君を捜し回りましたが、行方はわからないまま日が過ぎていきました。彼は放浪癖があったからどこか放浪の旅に出たのだろうと先生は思いました。
 そんなある日、一人の紳士が先生を訪ねてきました。ヤマモトチュウイチ君を知っているというその紳士は船長さんでした。『チュウイチ君は死んだ。』とその人は言いました。
 彼は荷物を沢山積んだ船で港を出て、沖で嵐に遭いました。座礁して船底に穴があき海水がどんどん入り込みました。乗組員達がもうダメだと観念した時、船底から早く船を出して下さい、早く、という声が聞こえてきました。見るとチュウイチ君が船底から必死に叫んでいるんですね。
 いつのまにか海水がとまっている…、
そこで乗組員達は一生懸命船を動かし陸に着けました。そして船底で既に息絶えているチュウイチ君を見つけたそうです。
 彼は座礁して開いた穴に自分の脚を突っ込んで水の侵入を防いでいました。そして船が動き出した時、なんと彼の脚は引きちぎられていたのです。出血多量による失血死でしょうか。
 自分の足でちょうど穴を塞ぐことができる、そう思った時、彼は何の迷いもなくその穴に脚を突っ込んだに違いありません。彼は脳に障害を持ち“あほう”と呼ばれた人でした。大飯食らいで親戚からも見捨てられた彼は本当に“あほう”だったのかもしれません。もし、賢い人ならそこに脚を突っ込んで海水の侵入を防ぐなどということはしなかったかもしれません。

以上が牧師先生のお話です。
 その後、聖餐式、献金の時がもたれ、午後からは親睦会。残った人達で一緒にお雑煮やお節をいただきました。
 愛する天のおとうさま、過ぐる一年の御恵みに感謝し、新しい一年を下さったこと、喜びをもって神様に祝福を捧げます。主イエス様の御名によりお祈りいたします。アァメン

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